三式軍刀拵 後期型旧大日本帝国の制式軍刀拵え

拵の説明:陸軍三式軍刀拵の後期型です。初期品と比べると簡略化された処が幾つかあります。三式の基本的な部分である、2個の目釘孔と、柄の一貫巻きはそのままですが、鯉口の駐爪ロック解除ボタンと、鯉口の防塵用切羽を削除しているの分かります。また、柄糸を漆で塗り固めることもありません。
柄巻きは一貫巻きですが、菱の部分は捻り巻きとせず、平巻きになっています。また、鍔・切羽・目貫を含めた全ての金物は鉄製です。
刀身は(銘)無銘、刃長が63.0cm(二尺八分)、反りは1.2cm(四分)、の刀が収まっています。

後期型三式軍刀拵え表後期型三式軍刀拵え裏 鍔と切羽<画像をクリック

本拵は、保存が良いとは言えませんが、市場に出回っている三式軍刀はこの程度のものが多くあります。鞘は鉄製ですが、九八式に比して野暮な感じがします。
また、柄の鮫革も親粒はなく、短冊を使っているため、柄全体を巻いてはいません。