現在も生き続ける侍の魂
刀好きの人は、まるで遺伝子に操られているかのように訳もなく刀が好きなのです。
何故なら、彼らの前世は武士だったのです。
2017.9.1
刀屋から刀のカタログが年に数回送られるようになって数年経つが最近も送ってきた。
別に刀屋とお付き合いがあるわけでもない。
どうやら、刀剣美術誌の誌上鑑定にハガキを出している人も対象に入っているようだ。
このHPを見ている方の所にも送られていることでしょう。
大変参考にさせて頂きありがたく思っています。まあそれはともかくとして、カタログを見る限りではやたらと安いと云うのが印象です。
勿論刀は同じ作者であっても刀の状態や出来で評価は変わってきますが、でも安いと思う。また、どういう訳か殆どの刀に拵えが付いている事も気になります。
拵えにも、オリジナルもあれば、合わせ物や新調もあるでしょうが、恐らく拵えの付いて無い刀は売れないのでしょうね。最近になって刀を始めた人にはいいでしょうが、高い時期に買っていた人から見ればここまで安くなったのかと、手持ちの刀を売るときは1/3になるとか話を聞きますと呆れて購買意欲がなくなってしまうのでは。
東京の刀屋から約二千万円で買った裏年紀付の長船長光の太刀を、別の刀屋が買い取った値段が六百五十万円です。いやはや....今年の話です。