日本美術刀剣保存協会 東京多摩支部は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会の協力団体であり、文化財としての刀剣の保存及び愛刀家の育成に取り組んでおります。
日本の伝統的文化財であり美術品でもある刀剣の歴史的価値や美術的価値を、刀剣鑑定会、刀剣鑑賞会、研究会等の機会を通して体験学習をしています。
◆令和7年6月8日(日)
日本美術刀剣保存協会 米沢支部
『柳川清次』研師講師 刀剣鑑賞会
に、日刀保東京多摩支部の有志で参加させて頂きました。
柳川講師による刀剣鑑賞では
1号刀:太刀 国宗(備前三郎)
2号刀:太刀 助長(備前)
3号刀:太刀 信房作(古備前)
4号刀: 刀 肥前国陸奥守忠吉
5号刀: 刀 荘司筑前大掾藤原直胤(天保十四年紀)
刀剣は全て在銘でした。
会員持ち寄りの刀剣鑑賞では米沢の郷土刀も鑑賞させて頂きました。
鑑賞会終了後には、竹田支部長、赤木副支部長を交えた懇親会を持つことができ、有意義な交流をさせて頂きました。
米沢支部の皆様、ありがとうございました。
◆令和7年5月11日(日)
刀剣鑑賞会・定期総会
本年度初の刀剣鑑賞会は、郷土刀でる武州下原刀を特集で鑑賞を行いました。
特に、大村加卜に武蔵太郎安国が学んだこと、また、水心子正秀が武蔵丸吉英(二代武蔵太郎安国弟子)に学んだ頃の珍しい脇差等、裏銘にある「真十五枚甲伏」からもその関係を知ることができます。
鑑賞刀
武州住周重 太刀:1振り
武州住康重 刀:1振り 短刀:1振り
武州住照重 刀:2振り 短刀:1振り
照重 刀:1振り 槍:1本
武州住広重 刀:1振り
武州住照広 刀:1振り
武州下原住正重 短刀:1振り
武州下原住康重 刀:1振り
武蔵太郎安国/真十五枚甲伏作 脇差:1振り
大村加卜/真十五枚甲伏 刀:1振り
英国/真十五枚甲伏鍛之(水心子正秀の初銘) 脇差:1振り
刀:和泉守兼重
脇差:対馬入道常光
槍:兼元
小刀:対馬守藤原宗利
小刀:大道
小刀:伊賀守金道
小刀:丹波守吉道
小刀:丹波守吉道
以上 有難う御座いました。
鑑賞会終了後には令和7年度定期総会を行いました。