日本美術刀剣保存協会 東京多摩支部は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会の協力団体であり、文化財としての刀剣の保存や愛刀家の育成に取り組んでおります。
日刀保東京多摩支部は、東京の西部多摩地域に位置する立川を拠点として、東京都で唯一古刀期から存在した郷土刀である武州下原刀の調査研究の活動を行っています。また同時に、刀剣鑑定会や日本刀初心者マナー講座を開催し愛刀家の育成や向上の輪を広げています。こうした支部活動の輪は、多摩地域のみならず近隣の県に在住の方にも広がっています。
日本刀は高価な美術品です。取り扱い方によっては思わぬケガをしたり、また刀身を傷つけるなど事故の危険性もあります。そこで当支部では、興味があっても刀を手に取るのが初めての方や、女性の方でも安全且つ安心して刀剣鑑賞できるよう、初心者向けとして刀剣鑑賞マナー講座を行っております。
What's New
-お知らせ-
武州下原刀の中心
画像クリックで中心を拡大します
武州下原刀とは戦国時代から幕末にかけ武蔵国多摩郡の恩方村下原(現在の東京都八王子市郊外の恩方)周辺で活躍した山本姓を称する刀工を中心とした刀工群の作成した刀である。古刀期、東京都唯一の刀工群である。その始祖が周重であることは、各種資料からも間違いない。
戦国時代は、関東管領上杉重臣の大石氏の庇護を、後に北条氏の庇護を受け、康重は北条氏康の康の字を拝領し、照重は北条氏照の照の字を拝領したといわれている。(武州下原刀図譜より抜粋)
令和6年度行事日程鑑定会の講師は、日刀保の学芸員や、刀剣研究家の先生方をお招きします。注)日程は変更となる場合がある事をご了承ください。
■ 刀剣鑑賞会・定期総会
日時:令和6年5月12日(日)午後1時30分~4時会場:立川市 東部会公会堂
■ 刀剣鑑定会・鑑賞会
日時:令和5年7月14日(日)午後1時30分~4時会場:立川市 東部会公会堂
■ 刀剣鑑賞マナー講座
日時:令和6年9月8日(日)午前10時30分~会場:立川市 東部会公会堂
■ 刀剣鑑定会・鑑賞会
日時:令和6年9月8日(日)午後1時30分~4時会場:立川市 東部会公会堂
■ 下原刀鍛冶遺跡巡り
日時:令和6年10月20日(日)集合場所:立川市 東部会公会堂前 午前10時
■ 刀剣鑑定会・鑑賞会
日時:令和6年11月10日(日)午後1時30分~4時会場:立川市 東部会公会堂
■ 刀剣鑑賞会・勉強会
日時:令和7年2月未定午後1時30分~4時会場:立川市 東部会公会堂