三工舎の柱時計
日本刀があれば古い物への愛着がより湧くものです

古い物が大切に使われている家には癒される雰囲気がある。
忙しい現代社会に引きずられながら生活していると、家で過ごす時間は、時計がゆっくりと時間を刻んでいるかのように、落ち着いた時を過ごせるものです。
ゼンマイは週に一度巻きます、4時の位置にあるのが時計のゼンマイ、8時の位置にあるのがボーンボーンと鳴り時刻を知らせるゼンマイです。今でも使っている大切な時計です。今は無き三工舎の銘板です

このノスタルジックな柱時計は名古屋にあった会社「三工舎」で作られたもです。時計の箱の内側にはSANKOSHAのトレードマークが入った銘板が貼られています。
三工舎は大正5年の創立でしたが、昭和27年に他社に売却し解散しています。製造していた所が今はないとなると、よけい愛おしく思えるものです。