急須の説明
常滑名工の二代目舞園作です。富嶽三十六景細密彫急須 常滑焼茶器の作家物共箱付 未使用品。
画題は葛飾北斎の「富嶽三十六景」武州玉川です。府中の玉川(多摩川)中流域の渡船場から富士を望んだ描写と言われています。
基本的に急須には殆ど関心はありません。したがってこれも頂き物です。急須は美術品とは言わないでしょう、あくまでも実用品ですね。急須を飾って眺めるとか、手に取って愛でるなどしないでしょう。まあ単純な構造より、そこに美的価値を加える所までとなると思いますが、やはり美しい急須で注がれたお茶は美味しく感じることは万人に共通するところです。