茶碗の説明
口を広く開けた薄手の平茶碗です。口の当たる部分を少し絞るようにして、飲みやすくする配慮がされています。この茶碗は随分前に友人から何某かのお礼として頂いたもので、友人は陶芸を嗜んでいて、師匠から陶芸家として名を頂いています。その友人が師匠から頂いた茶碗を、更に友人から私が頂きました。普段使いの茶碗として軽くて使いやすそうで、また良い姿だと思いますが、茶碗が浅いためお茶を点てるとき溢さないようにするのが難しそうです。頂いた状態は箱はなくて、布で包んであるだけでした。
作者は不詳です。以前、友人から師匠の名を聞きましたが忘れてしまいました。高台の横には作者のサインがありますが判読できません。