刀:備州長船祐定

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説明
長船祐定は末備前を代表する名工で、ことに永正年紀のある刀には名品を見ます。本刀には特別保存刀装具鑑定書付の半太刀拵が付いて居ます。
本刀は、身幅尋常で、鎬が高く、反り深くつき、姿のよい片手打ちの刀姿をしています。地鉄は板目に杢を交え、刃紋は丁子に飛焼を交える乱れ刃です。
本刀には大変状態のよい半太刀拵えがついております(特別保存刀装)。柄糸は巻き直しをしてありますので、綺麗に仕上がってます。
拵えについては
種別:打刀拵 黒磯草塗氷割文鞘打刀拵
銘文:総金具 瑞雲金剛杵図、縁銘 紫田義政 七十一翁
目貫 初夢図
鍔 蕨透 無銘
柄 白鮫着 黒糸諸撮巻
となっています。

  • 銘文(表):備州長船祐定
  •   (裏):永正二年八月日
法量
  • 長さ:63.7cm
  • 反り:1.9cm
  • 元幅:2.9cm
  • 元重ね:0.7cm
  • 先幅:2.17cm
  • 先重ね:0.51cm
  • 時代:室町時代 永正
  • 国 :備前
  • 地鉄:板目
  • 刃紋:丁子乱れ
  • 中心:生ぶ、目釘孔一個
  • 鑑定書:保存刀剣鑑定書

※法量には若干誤差がある場合があります

詳細画像

長船祐定の鑑定書
長船祐定の刀身表全体
長船祐定の刀身裏拡大1
長船祐定の刀身裏拡大2
長船祐定の刀身裏拡大3
長船祐定の刀身裏拡大4
長船祐定の刀身裏全体
長船祐定の刀身表拡大1
長船祐定の刀身表拡大2
長船祐定の刀身表拡大3
長船祐定の刀身表拡大4
長船祐定の鋒棟拡大
長船祐定の中心棟拡大1
長船祐定の中心棟拡大2
長船祐定の拵え表