刀:赤松太郎兼嗣

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説明
兼嗣は、父であり師でもある木村兼重の子で、弟に兼裕、兼照がいます。赤松太郎一派は清麿写しを得意とし、大きく切っ先の延びた豪壮な刀を造ります。本作も元先の幅差が少なく、11cmと大きく延びた切っ先の体配で正しく豪壮と言えます。鍛えは小板目肌がよく詰み、互の目に丁子の交じる刃には砂流しが盛んにかかり、帽子にも現る様は漲る覇気の出来映えです。また、刀身には、ハバキ上で丸留めの棒樋が施され、バランスのよさも兼ね備えています。

  • 銘文(表):肥後国住赤松太郎兼嗣作
  •   (裏):丁卯年三月吉日
法量
  • 刃長:72.7cm
  • 反り:1.8cm
  • 元幅:3.54cm
  • 元重ね:0.7cm
  • 先幅:3.05cm
  • 先重ね:0.52cm
  • 時代:現代 平成
  • 国 :熊本県
  • 地鉄:小板目
  • 刃紋:互の目丁子
  • 中心:生ぶ、目釘孔1個
  • 鑑定書:なし

※法量には若干誤差がある場合があります

詳細画像

赤松太郎兼嗣の刀身縦表全景赤松太郎兼嗣の刀身縦裏全景
赤松太郎兼嗣の刀身表全体
赤松太郎兼嗣の刀身裏拡大1
赤松太郎兼嗣の刀身裏拡大2
赤松太郎兼嗣の刀身裏拡大3
赤松太郎兼嗣の刀身裏拡大4
赤松太郎兼嗣の刀身裏拡大5
赤松太郎兼嗣の刀身裏全体
赤松太郎兼嗣の刀身表拡大1
赤松太郎兼嗣の刀身表拡大2
赤松太郎兼嗣の刀身表拡大3
赤松太郎兼嗣の刀身表拡大4
赤松太郎兼嗣の刀身表拡大5
赤松太郎兼嗣の刃紋拡大
赤松太郎兼嗣の鋒棟拡大
赤松太郎兼嗣の中心棟拡大1
赤松太郎兼嗣の中心棟拡大2