刀:新井一貫斎政善

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説明
新井政善は埼玉県の刀工です。一貫斉政善は、本名新井善市と云い、酒井一貫斎繁政の門人である新井一貫斎政幸の弟子で、埼玉県の現代刀匠です。作品は相州伝を得意とし、則重風の作品を見ます。
本作は身幅広く、元先の幅差は少なく、重ねは厚く頑丈な体配ですが、表裏に樋を掻き流し手持ちのよいバランスのとれた造り込みをしております。また刃長は二尺四寸四分あり申し分のない長さをしております。地鉄は板目に杢目・流れ肌交じり総体に柾がかり、刃紋は湾れに互の目交じり刃中よく沸えて、金筋・砂流しが激しくかかり、匂口沈み心となっています。

  • 銘文(表):新井一貫斎政善作
  •   (裏):昭和五十六年七月日
法量
  • 長さ:74.0cm
  • 反り:1.8cm
  • 元幅:3.14cm
  • 元重ね:0.7cm
  • 先幅:2.6cm
  • 先重ね:0.56cm
  • 時代:現代 昭和
  • 国 :埼玉県
  • 地鉄:板目に杢、流れ肌交じる
  • 刃紋:湾れ
  • 中心:生ぶ、目釘孔一個
  • 鑑定書:なし

※法量には若干誤差がある場合があります

詳細画像

新井一貫斎政善の刀身表全体
新井一貫斎政善の刀身裏拡大1
新井一貫斎政善の刀身裏拡大2
新井一貫斎政善の刀身裏拡大3
新井一貫斎政善の刀身裏拡大4
新井一貫斎政善の刀身裏拡大5
新井一貫斎政善の刀身裏全体
新井一貫斎政善の刀身表拡大1
新井一貫斎政善の刀身表拡大2
新井一貫斎政善の刀身表拡大3
新井一貫斎政善の刀身表拡大4
新井一貫斎政善の刀身表拡大5
新井一貫斎政善の刃紋拡大
新井一貫斎政善の鋒棟拡大
新井一貫斎政善の中心棟拡大1
新井一貫斎政善の中心棟拡大2