刀:石州直綱

クリックで拡大石州直綱の茎写真

説明
石州直綱と極められた薙刀直しで、棟を大きく削いだ菖蒲造りの脇差です。直綱は数代あって、初代直綱は鎌倉末期乃至南北朝初期頃の人ですが、直綱の正宗十哲説には不明な点が多く今後研究の余地があるとされています。本作は南北朝期から室町時代初期頃の直綱と思われ、地鉄は小板目が詰んで綺麗であり、刃文は互の目に砂流しがかかり直綱の特徴が表れています。

  • 銘文(表):無銘
法量
  • 刃長:44.4cm
  • 反り:0.8cm
  • 元幅:28.7cm
  • 元重ね:0.76cm
  • 時代:室町時代初期頃
  • 国 :石見
  • 地鉄:小板目
  • 刃紋:互の目
  • 中心:磨上げ、目釘孔2個
  • 鑑定書:特別保存刀剣鑑定書

※法量には若干誤差がある場合があります

詳細画像

石州直綱の鑑定書
石州直綱の刀身縦表全景石州直綱の刀身縦裏全景
石州直綱の刀身表全体
石州直綱の刀身裏拡大1
石州直綱の刀身裏拡大2
石州直綱の刀身裏拡大3
石州直綱の刀身裏拡大4
石州直綱の刀身裏全体
石州直綱の刀身表拡大1
石州直綱の刀身表拡大2
石州直綱の刀身表拡大3
石州直綱の刀身表拡大4
石州直綱の刃紋拡大
石州直綱の鋒棟拡大
石州直綱の中心棟拡大1
石州直綱の中心棟拡大2