刀:肥前吉房

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説明
初代肥前忠吉の門人である吉房の刀です。
吉房も忠吉の代作を行っていたと考えられ、技倆が高い割に作品は少なく貴重な刀と言えます。
また、吉房には初二代があり、初代は源姓を切り、二代は藤原姓を切っています。
本作品は、刃長二尺五寸三分と長寸で、反りやや深く優美な姿形となり、刃紋は互の目乱れに沸つき砂流しのかかる、吉房得意の刃紋を焼いています。

  • 銘文(表):肥前國佐賀住源吉房
法量
  • 刃長:76.75cm
  • 反り:2.0cm
  • 元幅:3.18cm
  • 元重ね:0.77cm
  • 先幅:2.34cm
  • 先重ね:0.57cm
  • 時代:江戸時代 寛永頃
  • 国 :肥前
  • 地鉄:小板目
  • 刃紋:互の目乱れ
  • 中心:生ぶ、目釘孔1個
  • 登録:平成15年 東京都
  • 鑑定書:保存刀剣鑑定書

※法量には若干誤差がある場合があります

詳細画像

肥前吉房の鑑定書
肥前吉房の刀身縦表全景肥前吉房の刀身縦裏全景
肥前吉房の刀身表全体
肥前吉房の刀身裏拡大1
肥前吉房の刀身裏拡大2
肥前吉房の刀身裏拡大3
肥前吉房の刀身裏拡大4
肥前吉房の刀身裏拡大5
肥前吉房の刀身表拡大1
肥前吉房の刀身表拡大2
肥前吉房の刀身表拡大3
肥前吉房の刀身表拡大4
肥前吉房の刀身表拡大5
肥前吉房の刃紋拡大
肥前吉房の鋒棟拡大
肥前吉房の中心棟拡大1
肥前吉房の中心棟拡大2